子鉄必見!名古屋から一番近い、蒸気機関車に乗れる場所【明治村】

鉄道

名古屋から一番近い場所で、本物の蒸気機関車に乗れる場所があることをご存知ですか?

その場所は、明治時代の街並みを再現したテーマパーク「明治村」です。

明治村では、現役の蒸気機関車「SL12号」と「SL9号」が運行しており、当時の雰囲気を味わいながら乗車体験を楽しめます。

名古屋から電車で約1時間とアクセスも良好で、子連れでも気軽に行くことができます。

アクセス

ルート
1:名古屋駅から名鉄犬山線の「犬山遊園駅」行きに乗車
2:「犬山遊園駅」で下車
3:駅からバスに乗車20分で明治村に到着

今回は鉄道、特に蒸気機関車に焦点を当てた楽しみ方をみなさんに紹介します。

蒸気機関車に乗車

さっそく蒸気機関車にのってみましょう。

500mの距離を約5分で走る蒸気機関車の旅です。

乗車ポイント

蒸気機関車に乗るには料金がかかります。

【一回券】大人500円・小人300円
【SL・市電一日券】大人 800円・小人500円

鉄道を楽しみたいなら断然、【SL・市電一日券】がお得です。
息子は何回も乗りたいと言い、二往復しました。

また、発車時刻も決まっており、確認してから乗車することをオススメします。

Just a moment...

時期によって時刻が変わります。
こちらのリンクで確認をしてください。

おすすめの乗車位置は

明治村の蒸気機関車は「蒸気機関車」+「3両の客車」の4両編成で構成されています。

2024年現在、使用されている蒸気機関車は12号機関車という鉄道開業の2年後、明治7年(1874)イギリスから輸入された蒸気機関車です。

製造から150年経っており、動くことができる鉄道車両では日本最古のものになっています。

その中でもおすすめの乗車位置は「1両目」「3両目」の客車です。
両方ともデッキになっています。

1両目に乗ると、先頭が蒸気機関車なので、蒸気機関車の煙のにおいや音が間近に感じられます。

3両目に乗ると最後尾なので展望車のように過ぎゆく景色が楽しめます。

車内は

蒸気機関車同様、客車も明治40年代に製造されたもので、乗車するだけで明治を体験できます。

現代では網棚といったら金属やプラスティックでできていますが、この客車の網棚は文字通り、網でできた棚になってます。

また天井には電灯がなく、代わりに明かりを入れる窓が天井になるダブルルーフ構造になっています。

蒸気機関車を見る

乗車する体験もすばらしいですが、じっくりと明治の貴重な蒸気機関車を見るのもよいです。

連結作業を見る

SL列車の出発前には、機関車と客車の連結作業が行われます。力強い蒸気機関車が客車を連結する様子は、迫力満点です。

連結作業が行われる場所は、SL名古屋駅またはSL東京駅です。

より連結作業の迫力を感じることができるのは、SL東京駅を発車する便の一番先頭の客車に乗車しながら見ることです。

客車がデッキになっているので、機関車が徐々に迫ってくる様子がおもしろいです。

最後は「ガシャン」と機関車と客車がつながったときの振動も貴重な体験です。

入れ替え作業を見る

上で述べた通り、SL列車の出発前には、機関車と客車の連結作業が行われます。

その時に機関車を間近に見ることができるポイントがあります。

SL東京駅からSL名古屋駅に乗車したあとに下の図にある場所に行きましょう。

ちょうど機関車が折り返しをするための分岐点の目の前になっています。
写真の通り、目の前を機関車が煙を出して過ぎて行きます。

分岐点を過ぎて行くと機関車は後ろ向きで転線していきます。
客車と機関車の並びが見れます。

転車台がありますが、現在故障中らしく、使われることはありません。

走行中の機関車を間近に見る

「菊の世酒蔵」の裏側が梅林が広がっています。
その周辺に線路の近くまで行ける坂道があります。

「SL見学場はこちら」という看板があるので、そこを登っていきます。

ここまで近づくことができます。

その他の鉄道スポット

明治村には蒸気機関車だけではなく、他にも魅力的な鉄道スポットがたくさんあります。

市電

一日乗車券を使えばSLだけではなく市電に乗ることもできます。

明治村を走る市電は、明治43年から44年にかけて製造された京都市電の車両です。当時の様子を忠実に再現した車内は、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

市電は、明治村内の「市電品川燈台駅」と「市電名古屋駅」間を約10分かけて走行します。

車内は木製の座席と吊り革で、レトロな雰囲気が漂っています。

御料車

明治村には、5号御料車と6号御料車の2両の御料車が保存・展示されています。

5号御料車

5号御料車は、明治33年に製造された、明治天皇・昭憲皇太后専用の御料車です。イギリス製の車体に、日本の伝統工芸が施された内装は、豪華絢爛そのものです。金箔や漆塗り、刺繍などが随所に使用されており、当時の皇室文化を肌で感じることができます。

6号御料車

6号御料車は、明治40年に製造された、明治天皇・昭憲皇太后・皇太子(後の大正天皇)専用の御料車です。アメリカ製の車体に、フランス風のデザインが採用された内装は、5号御料車とはまた違った華やかさがあります。ベルベットやシルクなどの高級素材が使われており、当時のヨーロッパの最新流行を取り入れたことがうかがえます。

尾西鉄道1号機関車

明治29年(1896)に尾西鉄道が開業するにあたり、アメリカのブルックス社から購入した機関車です。

運転台に入ることもできます。

これからも鉄道情報を発信していきます

いかがだったでしょうか。
今後もみなさんも子鉄活動や鉄活を応援できる記事を作成していきます。

この記事を書いた人

●現役小学校教員13年目
●家事育児のため定時退勤
●ICT・鉄道・授業・サウナが好き
●win-winな仕事の仕方を模索中
●小学校教師を魅力的な職業にしたい
●今年度は特別支援学級

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