教員の業務の一つに学年ごとに学校のホームページの記事を更新するというものがあります。
私はこの業務は無駄な業務と考えています。
ホームページ更新が無駄な業務と考える理由
・更新しようがしまいが児童・生徒の学力に影響しない。
・誰のためにホームページがあるのか目的が曖昧。
・そもそもこれって教師の仕事になるのか。
・見ている人の数ってすごく少ないのでは。
・個人情報の観点から慎重に写真を選ばないといけない。
など
そこで今流行りの「対話型AI」である「Google Bard」を使ってホームページの記事を作成できないかだろうか。
と考えて実験してみました。
【対話型AIとは】 対話型AIとは、人工知能の一種で、人との対話を行いながら情報を生成することができます。AIが学習したデータやアルゴリズムをもとに、自然な文体で文章を生成してくれるのです。
結論。
非常にいいです
早くみなさんも導入してください。
管理職からもお墨付きです。
むしろ感心されました。
使い方
グーグルアカウントがあればすぐに無料で使うことができます。
こちらのリンクからどうぞ。
メリット
学校のホームページにアップする記事の作成に対話型AIを活用することで、以下のメリットを得ることができます。
- 時間の節約になる
対話型AIは高速かつ効率的に情報を処理し、自動化された更新作業を行うことができます。手作業で更新作業を行うよりもはるかに迅速に処理できるため、教員の時間を節約することができます。 - 統一性と正確性の向上
AIはプログラムに従って作業を行うため、人為的なミスや個人のスタイルの違いを排除することができます。誤入力や語尾の不統一や誤字脱字がなくなります。
管理職いわく、チェックの手間がかなり削減されてよかったのことです。 - 更新頻度の向上
先程「無駄な業務」と言っていたことと矛盾します。しかし、自動で文章を作ってくれるのであれば、楽なものです。要は仕事をやっているフリができるわけです。管理職からの評判もあがりますよ。みんな幸せです。
注意点
対話型AIが有能とはいっても、やはりまだ出たてなので
注意することもあります。
- 完璧な文章ではない
事実とは異なる内容の文章を生成します。
最後は自分の目で確認をして訂正をしましょう。 - 自分で作った方が早い場合も
内容次第では、あまりも生成した内容が明後日の方向になることもありました。
結局自分で入力した方が早かったということも…。
チャットGPTとGoogle Bard
文章の論理性や詳しさにおいては、チャットGPTの方が優れています。
しかし、学校のホームページの作成においては
Google Bardの方が優れています。
「3年生の消防署見学のブログ記事を作成して」
という同じ命令でも、完成するものは大きく異なります。
チャットGPT
【タイトル】3年生の消防署見学日記!迫力ある消防活動に感動!
【はじめに】 こんにちは!3年生の〇〇です。最近、私たちは学校でとっても楽しい活動がありました!それは、消防署見学です。消防士さんたちの迫力ある活動を間近で見ることができ、とっても感動したんです。今回は、その消防署見学の様子をブログ記事にしました。さあ、一緒にその日の出来事を振り返ってみましょう!
【消防署見学の日】 消防署見学の日は、みんなわくわくして学校に集まりました。バスに乗って消防署に向かう途中、みんなで消防車についての話をしたり、消防士さんの大変さについて考えたりしました。
到着すると、消防署の中に入りました。まずは消防署の施設や設備について説明を受けました。消防車や救急車、はしご車など、たくさんの車両が展示されていて、その大きさや機能に驚きました。
【消防訓練の実演】 次に、消防署の広い広い訓練場に移動しました。そこで、消防士さんたちが消防訓練の実演をしてくれることになりました。最初はドキドキしていましたが、迫力満点の活動に圧倒されました!
まずは、消防車の水を使った放水訓練が行われました。消防士さんたちは迅速にホースを操作し、高い所の標的に的確に水を当てていました。水しぶきが上がる様子はまさに迫力そのものでした!
次に、はしご車を使った高所救助の訓練が行われました。消防士さんがはしごを伸ばし、上の階にいる人を助ける様子を見せてくれました。見上げると、頑張っている人々を見ることができ、彼らの勇気と力に感動しました。
【体験コーナー】 訓練の後は、消防署の体験コーナーへ移動しました。そこでは、実際に消防士さんの制服や防火服を
Google Bard
今日は、消防署の見学に行ってきました。消防士の方々にいろいろお話を聞いて、消防活動について学ぶことができました。
まず、消防署の建物内を見学しました。消防車や救急車が何台も停まっていて、とても迫力がありました。また、消防士の方々の制服や装備品も見せていただき、とても興味深かったです。
その後、消防士の方から消防活動についてお話を伺いました。火災の原因や消火方法、救助活動など、いろいろなことを教えていただきました。また、実際に消防車に乗せていただき、とても貴重な体験をすることができました。
消防署の見学を通して、消防士の方々の仕事の大変さや、私たちの命を守るために日々努力していることを知ることができました。また、消防活動について学ぶことで、火災や災害から身を守る知識や方法を身につけることができました。
消防署の見学はとても良い経験になりました。消防士の方々に感謝の気持ちを伝え、今後も消防活動を応援していきたいと思いました。
消防署の見学は、子供にとってとても良い経験になると思います。消防士の方々の仕事や消防活動について学ぶことで、火災や災害から身を守る知識や方法を身につけることができます。また、消防士の方々の仕事の大変さや、私たちの命を守るために日々努力していることを知ることで、感謝の気持ちを持つことができます。
消防署の見学を考えている方は、ぜひお勧めします。
どうでしょうか。
チャットGPTの方は堅い感じがして、いかにもAIが作ったといった感じの文章ですが、
Google Bardの方が人間が入力したという感じではありませんか。
この違いを言語で説明できないのがもどかしい・・・。
まとめ
対話型AIを活用して学校のホームページ記事を作成することは、働き方改革に大きな効果をもたらします。時間と労力の節約、迅速かつ正確な情報発信、一貫性と柔軟性の両立などが実現できます。AIと人間の協力によって、より効率的で質の高いホームページ記事作成が進められることでしょう。働き方改革を通じて、学校の教育環境がより充実し、教職員や生徒が活き活きと働ける未来を目指しましょう!
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