毎日たくさんの答案を採点する小学校教師にとって、書き心地やインク色、耐久性など、採点ペン選びは重要な課題です。この記事では、
・先生が使っている赤ペンの正体は?
・どこでそのペンは買えるのか?
・なぜ先生たちはそのペンを使うのか?
・先生の使う赤ペンのでデメリットは?
についてお伝えします。
先生が使うおすすめの赤ペンは?
プラチナ万年筆 採点ペン
先生におすすめの赤ペンは「プラチナ万年筆 採点ペン」というものです。
どこに売ってる?
以下のような場所で購入することができます。
本屋・文具店
TSUTAYAなど大型の文具も扱っている本屋で見かけることがあります。
ネットショッピング
アマゾン、楽天のようなECサイトで取り扱われています。
本屋・文具店では取り扱っていないところもありますので、ネットショッピングで購入するのが最もおすすめです。
先生たちが使う理由は?
ではなぜ、学校の先生たちは「プラチナ万年筆 採点ペン」を使うのか、理由をまとめてみました。
書き心地の良さ
「プラチナ万年筆 採点ペン」は圧が強くても弱くてもインクの出方にほとんど違いがなく、書きやすいです。
40枚のテストを丸付けするのに余計な力を加えることなく、安定して書き続けることができます。
またボールペンのようにペン先のボールが詰まり、書いているときにかすれることもないのも理由の一つです。
発色がよい
ボールペンのように細くなく、マーカーのように太くなく、ちょうどよい太さのペン先になっています。
発色もよく、どんな児童にも見やすい色になっています。
耐久性
ボールペンやシャープペンシルと比べて、部品点数が少なく、故障が少ないという特徴があります。そのため、長期間使用しても壊れにくく、経済的です。
交換インク・ペン先は備品としてある
インクの補充やペン先の交換が可能なつくりになっており、備品としてインクやペン先は常備されている学校がほとんどです。
ペンで自腹を切る必要がないので、使っています。
デメリットもある
古今東西の先生たちが使うほど、メリットが多い「プラチナ万年筆 採点ペン」ですが、デメリットもあります。
キャップがしまりにくい
アマゾンのレビューにもありますが、しばらく使っているとキャップがゆるくなります。
結果、筆箱の中でインクがもれて、筆箱が真っ赤になる大惨事になることもあります。
結構な頻度でありますので、購入した方は注意をしてください。
私の場合は、1年に1回は買い替えていました。
対策として
上のインク漏れ対策として私がやってことは以下の2つです。
・2本持ち
・旧製品を手に入れる
2本持ち
筆箱に入れて、インクが漏れるならば、
筆箱に入れないに限ります。
・教室の事務机の中
・職員室の事務机の中
にそれぞれ入れておき、持ち運びをしない方法です。
旧製品を手に入れる
旧製品だと、キャップがプラスティックではなく、金属でできているのでキャップがゆるくなることがありません。
ベテランの先生だとたいてい旧製品を使っています。
私も愛用していますが、全くキャップがゆるくなることがなく、安心して使うことができます。
すでに廃盤になった製品なので、手に入れるのは簡単ではありません。
一応手に入れる方法として「オークションサイト」「フリマサイト」がありますが、高値で取引されております。
退職する先生からもらう
私が旧製品版を手に入れた方法は、退職する先生からいただくです。
職員室で採点ペンのキャップがすぐに外れると愚痴をこばしていたら、
同じ学年を組んでいたベテランの女性の先生から
私もうすぐ退職するし、予備の1本あげるね。
と金属キャップの「旧製品」をもらえました。
まとめ
・先生が使ってる赤ペンは「プラチナ万年筆 採点ペン」
・発色がよく、長く使える
・キャップが緩みやすいので扱いに注意
・旧製品を手に入れることができたらラッキー
赤ペン以外にも先生が使っている道具について紹介しています。