家族旅行で学校を欠席することに対する教師の意見は、教師ごとに異なりますが、私を含め多くの教師は
気にしていません
むしろ
「家族旅行に行くんだ。いいな。」
「土日出勤のお家だと平日しか旅行できないもんね。」
「楽しんできてね。」
と肯定的です。
また連絡帳なり、電話で伝えるときも
「旅行に行ってきますので、欠席します。」
と正直に伝えてもらえばOKです。
嘘をつかなくて大丈夫です。(笑)
ただ、気を付けてほしいポイントがいくつかありますので、参考にしてください。
気をつけてほしいポイント
以下の5つのポイントに気をつけてください。
早めに伝えてほしい
教師にとって、授業の進行やクラスの予定を計画するうえで、児童がいつ欠席するのかを早めに知ることは非常に重要です。突然の欠席は、授業の進行に影響を与えます。
家族旅行を計画したら、できるだけ早めに教師に伝えてください。これにより、欠席する日程に応じて授業の進行を調整したり、学習内容のフォローを考えたりする余裕が生まれます。
遅くても一週間前までには担任の先生に連絡をしましょう。
学習のフォローは家庭でやってほしい
平日の旅行中に欠席することで、授業を逃してしまうことは避けられません。そのため、欠席した日の学習内容を家庭でフォローしていただけると、教師としても非常に助かります。
担任の先生に連絡をしたときに、少なくとも算数の教科書の学習するページを確認するとよいでしょう。
もし可能であれば、旅行から帰ってきた後に教師に確認を取り、補完すべき内容について聞いてみると良いでしょう。
ただ、子どもに教えるのが難しいという保護者の方もいると思いますので、オススメの学習動画リンクを貼っておきます。
行事がある日は避けてほしい
学校では、運動会や発表会、遠足などの特別な行事が計画されていることがあります。これらの行事は、学習以外にも社会性やチームワークを育む貴重な機会です。できる限り、こうした大切な行事の日程は避けて、旅行を計画することをおすすめします。
通っている学校のホームページを見ると年間行事計画がのっていますので、それを参考にしてください。
また学年ごとに計画されている行事もあるので、それは学年主任の先生に聞いてみてください。
図工や家庭科がある日は避けてほしい
図工や家庭科の授業は、他の教科とは異なり、実技や制作活動が中心となるため、一度欠席すると同じ内容を家庭で補うことが難しい場合があります。特に制作物の提出やグループでの活動が含まれる授業がある日は、欠席しないよう配慮が必要です。
子どもの意見を尊重してほしい
家族旅行は、子どもにとっても大切な思い出になる一方で、学校生活や友人との時間も重要です。旅行の日程を決める際には、子どもの気持ちや意見を聞き、彼らが楽しみにしている学校の行事や特別な活動を逃さないようにすることも大切です。
まとめ
平日に家族旅行を計画する際、教師としては肯定的な見方をしつつも、いくつかの注意点を理解していただけると助かります。
ポイントをまとめると
- 早めに連絡
- 学習のフォロー
- 行事の回避
- 図工・家庭科の回避
- 子供の意見を尊重
これらの点に気をつければ、先生も快く対応してくれるはずです。
家族旅行は、子どもたちの成長にとって貴重な経験になります。
楽しい思い出を作ってください。