席替えがめんどくさい?ならば毎日席替えをしよう!!やり方とそのメリット

先生の仕事

みなさんこんにちは。
みなさんのクラスでは席替えをどれくらいの頻度でやっていますか。

私のクラスでは毎日席替えをしています。

それを聞くと、

・めんどくさくない?

・時間がかかるんじゃない?

と思うかもしれません。
しかし、「Class room screen」というサイトを使えば

Just a moment...

・1秒で新しい席順を作ってくれて
・それをプロジェクターや大型TVに映し出す

・席を考えることから開放

ということができます。

毎日席替えをするよさ

まず、毎日席替えをすることのよさは、児童・教師にとってメリットがあるからです。

児童同士の関わりが増える

40人学級ともなると、ほとんど話さずに1年が終わってしまった。
という児童同士もいると思います。

しかし、毎日席替えを行えば、様々な児童と関わる機会を作り出すことができます。

教師が児童へ関わる機会が均一化される

上と同じような理由になりますが、

児童が40人に対して、先生は一人です。

最前列の児童には多く関わることができたり、目が届いたりしますが、
廊下側の児童、特に最後尾はなかなか目が届きません。

しかし席替えを毎日行うことで、そういった児童を生み出すことを避けることができます。

毎日の席替えはみんなの教育技術でも提案されていました。

「毎日席替え」で学び合う集団を育てよう | みんなの教育技術
子供同士の関係性が硬直化しがちな2学期末、学び合う風土を高められる「毎日席替え」を提案します。子供の自尊感情や学級の集団力を高める実践に定評のある、東京都公立小学校主幹教諭の丹野裕基先生が解説します。 執筆/東京都公立小学校主幹教諭・丹野裕...

とメリットがあっても、
毎日席替えのためにくじびきをする、先生が考えるのでは
・時間がかかる。
・先生の負荷が高い。

と長続きはできないと思います。

そこで紹介するのが1秒で席替えをしてくれる便利なツールです。

どうせすぐに席替えする

席替えで起きるトラブルといえば

・組み合わせてはいけない児童同士になってしまうこと
・大丈夫だと思っていたらトラブルが起きる

通常は一度席替えをすると、一ヶ月近くそこの席になることが多いです。
つまりトラブルがあっても安易に席替えをすることができない。

しかし毎日席替えをするのであればそういったトラブルリスクから開放されます。

Class room screen で席順を自動で作ってみよう

Class room screen の使い方

Class room screen」の基本的な使い方や「ネームリストの作成」の仕方はこちらからどうぞ。

グループビルダー

席替えを1秒で実現してくれる機能が「グループビルダー」という機能です。

ネームリストを元に自動でグループを作ってくれます。
ネームリストの作り方はこちらからどうぞ。

まずは設定から

① Choose list からネームリストで作ったグループを選ぶ

② Selected name からグループ組成から欠席などで外す児童を選ぶ

③ スライドバーで作るグループの数を決める。

  スライドバーを動かすと、そのグループが何人組になるかも確認することができます。

これで設定は完了です。

あとは押すだけ

Create groups をクリックすれば、グループが自動で作られます。

Shuffle をクリックすればまた新しいグループができます。

グループを作ったあと、再びシャッフルする際に動かしたくない児童を選ぶこともできます。

あとは児童が動くだけ

できた席に児童が移動します。
最初に座っている座席から、授業に必要なものだけを持って移動するだけです。

実際にやってみて

「Class room screen」を使って、毎日席替えをするようになってから
児童間での会話が増えたように思います。

児童に毎日席替えをすることについてアンケートをとってみましたが、

ほぼ全員肯定的な考えでした。
その一部を紹介しますと

・毎日誰と勉強するからわからないからワクワクする。
・普段あまり話さない子と話せていい。
自分の知らなかったことを教えてもらえた。

否定的な意見も紹介しますと、

・すぐに離れてしまうから仲良くなることができない。
・自分の席ではないところに座るのに抵抗がある。

全員が完全に満足する手法というのはなかなか難しいですね。

しかし、クラス内の人間関係が硬直化している、もっと活発に話し合いをさせたい
という希望を叶えるにはよいツールだと思いますので、ぜひご活用ください。

ChatGPTを使った席替えできます

ChatGPTを使えば席替えの座席表が数秒でできあがります。
さらに「ある児童は前の方の席」「児童Aと児童Bがとなりにならないように」など
複数の条件を入れて座席表を作成してくれます。

席替えの指導についてはこちらから

席替えの指導方法やアイデアをまとめました。

男女は隣がよいのか?男女混同がよいのか?
班の人数は何人がよいのか?
席替えの頻度は?

について書いてあります。

この記事を書いた人

●現役小学校教員13年目
●家事育児のため定時退勤
●ICT・鉄道・授業・サウナが好き
●win-winな仕事の仕方を模索中
●小学校教師を魅力的な職業にしたい
●今年度は特別支援学級

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