教員がiPadを買うならiPad miniを圧倒的にオススメする4つの理由と活用方法

ICT活用

みなさんはiPadを普段の業務で使っていますか。

私の勤務校の周りでも若手を中心にiPadを授業や校務で使っています。

アップルから様々なiPadが発売されていますが、私は断然iPad miniをオススメします。
今回はなぜ私がiPad miniをオススメするのか、
またiPad miniをどのように活用しているのか紹介します。

iPad miniがオススメの理由

私がiPad miniをオススメする理由は以下の4つです。

・携帯性の高さ
・値段の安さ
・Apple Pencil2が使える
・USB-Cに対応している

携帯性の高さ

教員がiPadを使うシーンは、授業準備や資料作成、会議、保護者との面談など、さまざまな場所であります。iPad miniは、iPad ProやiPad Airと比べてコンパクトなサイズで、片手で持ち運ぶことができます。そのため、教員は、iPad miniをカバンやリュックに入れて、荷物を増やすことなく、どこでも気軽に持ち運ぶことができます。

具体的には、以下のようなシーンで持ち運びの便利さが実感できます。

  • 授業準備

教科書や資料をiPad miniに保存しておけば、授業準備の際に、教室や図書室など、教室以外の場所でも、いつでもどこでも見ることができます。また、Apple Pencil 2を使えば、板書やイラストを描いて、授業準備をより効率的に行うことができます。

  • 保護者との面談

保護者との面談の際に、iPad miniを使って、子どもの様子や学習状況を説明することができます。また、Apple Pencil 2でメモをとることで、面談の内容を忘れずに記録することができます。

  • 体育で使う

iPad miniを運動場や体育館に連れ出すこともできます。Bluetoothスピーカーとつないで音楽を再生したり、タイマーとして使ったり、動画を撮影してあとで見返すなど使うことができます。

以下に、iPad miniとiPad Airのサイズと重量を比較した表を示します。

モデル画面サイズ(インチ)重量(g)
iPad mini8.3293
iPad Air10.9462

この表からわかるように、iPad miniはiPad Airと比べて、画面サイズが2.6インチ小さく、重量が169g(じゃがいも2個分)軽くなっています。そのため、iPad miniはより持ち運びやすく、教員が仕事で使う際に、より便利に利用することができます。

またボディバッグに収納することもできるので、常にiPadを身につけることができます。

ごりちゃん
ごりちゃん

以前は無印iPadを使ってましたが、片手で持って授業をするのは結構きついです

iPad miniなら片手で収まるので長時間持っていてもラクですよ。

値段の安さ

2023年現在、
iPad miniの価格は、
64GBモデルが68,000円(税込)
256GBモデルが77,800円(税込)

一方、iPad Airの価格は、
64GBモデルが89,800円(税込)
256GBモデルが104,800円(税込)

つまり、iPad miniはiPad Airと比べて、21,800円(税込)〜35,800円(税込)も安く購入することができます。

iPad miniは、教員が仕事で使う場合、十分な性能と機能を備えています。そのため、価格が抑えられるiPad miniは、コストパフォーマンスの面でも優れた選択肢と言えます。

モデル容量価格(税込)
iPad mini64GB68,000円
iPad Air64GB89,800円
iPad mini256GB77,800円
iPad Air256GB104,800円

その浮いたお金でApple Pencilやケースなどを購入しましょう。

Apple Pencil2に対応している

Apple Pencil 2は、iPadの側面にマグネットでくっつけるだけで充電することができます。そのため、充電ケーブルを接続する必要がなく、とても便利です。

USB-Cに対応している

USB-Cに対応していることによって様々なメリットがあります。

1. さまざまな機器と接続して使える

USB-Cは、MacやWindows PC、Android端末など、さまざまな機器で採用されている規格です。そのため、iPad miniをUSB-Cケーブルで接続することで、これらの機器と簡単にデータやファイルをやり取りすることができます。

例えば、授業で作成した資料を教室のPCで共有したり、家庭学習で作った作品を家族と共有したりするのに便利です。

2. 高速充電や外部ディスプレイ出力が可能

USB-Cは、従来のLightning端子よりも高速なデータ転送と充電に対応しています。そのため、iPad miniをUSB-Cケーブルで充電することで、より短時間で充電することができます。

また、USB-Cケーブルを接続することで、iPad miniを外部ディスプレイに出力することもできます。これにより、教室の大型テレビやプロジェクターでiPad miniの画面を共有することができます。

3. 周辺機器を接続して使える

USB-Cは、さまざまな周辺機器を接続できる規格です。例えば、USBメモリや外付けHDD、マウスやキーボードなどを接続することができます。

iPad miniの活用方法

ここからは実際に私がiPad miniを使って何をしているのか紹介します。

スケジュール帳

スケジュール帳として使っています。
職員室のパソコン、私物のスマートフォン、iPad miniのGoogle Calendarを連携させています。

紙のスケジュール帳よりもiPad miniでGoogle Calendarを使うことを圧倒的にオススメします。
その理由は次のとおりです。

・職員会資料の提案をPDFで貼り付けることができる
・リマインダーによってうっかりミスがない
・月表示にすると見通しが持ちやすい

成績・評価記録

今までは名簿でテストの記録や授業の評価を残していましたが、iPadで記録を残すようにしています。
理由は以下の通りです。

・iPadはクラウドに残すので個人情報の紛失のリスクが低い。
・デジタルで記録するので、そのままパソコンで成績処理をすることができる。
・個人ごとに成績を棒グラフなどに出力して懇談の話題に使える。

提出物のチェック

提出物を出したかどうかのチェックもiPadに記録を残しています。理由は以下の通りです。

・iPadはクラウドに残すので個人情報の紛失のリスクが低い。
・デジタルで記録するので、そのままパソコンで成績処理をすることができる。

・記録がiPadに集中しているので名簿を探す手間がない。

更に集め方を一工夫するだけで、期限までに提出物が揃います。

日々の記録

所見を書くために日々の児童の記録をiPadで残しています。メモアプリで手書きで残すのもいいですが、私はGoogleフォームで気がついたときにメモを残しています。
Googleフォームで記録を残すことのメリットは以下の通りです。

・児童名を選んで、短い言葉で記録を入力するだけなので継続性がある。
・スプレッドシートに整理されて記録される。
・記録に写真を貼り付けることができる。

詳しいやりかたは以下の記事からどうぞ。

交換授業

専科や高学年担任になると交換授業で自分の教室ではないところで授業をすることになります。
各教室にパソコンがありますが、各教室の先生でパソコンの設定が異なっていたり、マウスが使いづらかったりと授業のやりづらさがあります。
しかし、iPadを持ち込み、教室のプロジェクターや大型テレビに接続すれば、自分が事前に準備した資料を手間取る無く映し出すことができます。

・書画カメラの代わりに使うことができる。
・事前に作成してきた資料を写すことができる。
・自分のデジタル環境で授業ができる

教科書、ワークブックのデジタル化

計算ドリル、漢字ドリル、ワークブックをデジタル化してiPadに保存しています。その理由は以下の通りです。

・ドリル、ワークブックをプロジェクターや大型テレビに出力することができる。
・児童が忘れた、紛失したにすばやく対応することができる。
・情報が一元化されているので探す手間が省ける。

教科書のデジタル化はこちらのブログが詳しく解説しています。

【たった3分】教科書データをiPadに簡単に保存する方法!|もう5時っすよ。
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ただし児童が未購入のものをデジタル化して配布するのは著作権侵害に当たりますので気をつけてください。

教育書の電子リーダー

教員にとって、教育書は常に最新の知識や指導法を学ぶための重要な情報源です。しかし、紙の書籍は持ち運びが大変で、場所を取ってしまうというデメリットがあります。

iPad miniならば、軽量でコンパクトなため、カバンに入れて持ち運びが容易です。通勤時間やちょっとした空き時間に、気軽に読書を楽しむことができます。

また、同僚の先生にやってみた教育書の実践を見てもらいたいときにすぐに見せることもできます。

・すきま時間に教育書を読むことができる
・同僚の先生に教育書の実践を伝えることができる

iPad miniと一緒に使うもの

変換ケーブル

簡単に大画面表示: 複雑な設定不要。アダプタを接続するだけで、iPadの画面をテレビやプロジェクタに映し出せます。

授業をもっと魅力的に: 写真や動画を鮮明に表示。資料や教材を大きく映し、分かりやすく説明できます。

持ち運びに便利: コンパクトで軽量。カバンに入れてもかさばらず、持ち運びに便利です。

ケース

1. 角度調整簡単: 65°と30°に調整可能。資料作成、動画視聴、オンライン授業など、用途に合わせて最適な角度でiPad miniを使えます。

2. ペンホルダー付き: Apple Pencilを収納できるので、紛失防止に役立ちます。

3. 薄型軽量: 持ち運びに便利で、いつでもどこでも快適にiPad miniを使えます。

フィルム

1. 紙のような描き心地: ペン先の滑りを抑え、紙に書くような感覚で書き込みができます。

2. 反射低減: 光の反射を抑え、画面が見やすくなります。

3. 保護フィルム: 画面を傷や汚れから守ります。

携帯ケース

Bluetoothスピーカー

iPadは業務の効率を向上させてくれる

今回のまとめです。

・iPadを買うなら断然iPad miniがオススメ
・iPadを使えば日々の業務が楽になる
・iPadと様々なアイテムを組み合わせると更に使える

みなさんもiPad仕事の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

●現役小学校教員13年目
●家事育児のため定時退勤
●ICT・鉄道・授業・サウナが好き
●win-winな仕事の仕方を模索中
●小学校教師を魅力的な職業にしたい
●今年度は特別支援学級

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